「のし」のついた袋は仏事に使用してもよいのでしょうか。
(茉莉花vol.16)
一番たいせつなのは、お供えをされるあなたの気持ちではないでしょうか。
のし(熨斗)とは、色紙を上が広く細長い六角形に折り、細く切ったのし鮑をはりつけたものです。
のし鮑は、お祝いの儀式用のさかなで、後に伸展・延長の意(のす・のばすが語源)をもたし、進物の装飾に転用されるようになったといわれています。
それゆえ、仏事では慶讃法要・入仏式などのお祝いにも使いませんが、一番たいせつなのは、お供えをされるあなたの気持ちではないでしょうか。