浄土真宗では、「南無阿弥陀仏」か、お浄土で倶(とも)に会うという意昧の阿弥陀経の一節「倶会一処」と刻むのが通例となっております。
私たちが手を合わせて仰ぐべきはいつも仏さまです。ただ墓石やお骨を拝むのではありません。
「○○家先祖の墓」というのも一概に悪いとはいえませんが、お墓参りされる際には、三つ析のご本尊をほとけ石の前に安置し、お参りされるのがよいでしょう。
お墓参りは、先祖の遺徳に遇わせていただき、仏さまに生かされてある自分自身を見つめ直すよい機会としたいものです。
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