近代都市の首都ブラジリアに建立されたブラジリア本願寺(昭和48年)
南米ブラジルヘの日本移民は、1908年(明治41年)6月18日、笠戸丸がサントス港に入港したのが最初である。サンパウロ州(日本と同程度の大きさ)に、百万人近くの日系人(サンパウロ市に約50万人)が住んでいる。広島県出身者(安芸門徒)も数多い。二十世紀最大の近代都市といわれたブラジルの首都ブラジリアに、国教のカソリック以外で、いち早くブラジリア本願寺が建立された。1973年(昭和48年)10月6日に前門さま(当時ご門主)のご親修のもと、盛大に落慶法要が営まれた。現在、南米に約60ヵ寺近くの浄土真宗の本願寺教会があり、お念仏が伝えられている。 (上)近代都市の首都ブラジリアに建立されたブラジリア本願寺(昭和48年) (左)サンパウロより1000km離れたブラジリア本願寺へ参拝した。サンパウロ別院仏教婦人会(国会議事堂前にて) 茉莉花VOL.22より(平成8年)
サンパウロより1000km離れたブラジリア本願寺へ参拝した。サンパウロ別院仏教婦人会(国会議事堂前にて)
Copyright (C) 2009 仏教文化情報センター「コア」. All Rights Reserved.
本サイト「真宗コア」に掲載の記事・写真などの無断転載を禁止します。著作権は仏教文化情報センター「コア」またはその情報提供者に属します。