大晦日から元旦へ。時間の流れとともに、日本中に除夜の鐘が響きわたります。人々はどんな思いを胸に、この鐘を聞くのでしょうか。そして、新しい年を迎えるのでしょうか。 光明寺(広島県豊田郡川尻町)の鐘楼は、昭和11年に建立されました。写真は、その時の落慶法要の様子を写したもので、門信徒の人々がおおぜい集まリ餅まきをしています。また、この寺の境内には、広島県天然記念物に指定されている三宝の松があり、樹齢は400年余り。樹高10m、枝の長さも35mと実に大きく、そのたくましく美しい姿は、鐘楼とともに長く人々に親しまれています。 茉莉花VOL..10より(平成5年)
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